折板屋根用支柱

ハゼ締めタイプの金属製折板屋根に取り付けできます。
親綱を取り付け、安全帯取り付け設備としての強度を有します。
単管パイプを取り付け、手摺としても使用可能です。
新築工事に限定します。

寸法図

※働き幅 400・450・500・550・600(mm)の、ハゼ(丸ハゼ、角ハゼ)締めタイプの折板屋根に取り付け可能です。

設置例

品名・型式 支柱の高さ
(mm)
ベースの大きさ
(mm)
支柱の間隔 取り付け可能な
働き寸法
(mm)
自重
(kg)
折板屋根用支柱 金具下端から
1060
680×700 最低5mスパン 400・450・500
550・600
11.2

設置手順

(取り外しは逆の手順でお願い致します)

①設置個所を計測する(屋根の端部から1.5m内部に入った位置/5mスパン)
②ハゼ金具のナットをインパクトレンチで緩め、支柱ベースを仮置きする。
③ハゼ金具の口を広げて、ハゼ部に咬ませるように4ヶ所仮止めする。
④ハゼ金具のナットをインパクトレンチで締め込み、4ヶ所固定する。
⑤支柱を支柱ベースの中央ソケット部に差し込む。
⑥ソケット部と支柱の穴に、トグルピンを貫通させ固定する。
⑦親綱のフックを支柱の上環部にかける。
⑧隣の支柱上環部に緊張器を掛けて親綱をセットする。
⑨親綱を水平になるよう緊張させて完成。

ご使用上の注意点

  • 親綱システムとして使用の場合、安全ネットの取付けは禁止とします。
  • 防護工として使用する場合(支柱間隔2m以内)、風速35m/s以上と予測される場合は安全ネットを取り外して下さい。
  • ハゼ部にナットを手で仮締め後、レンチ等で締め込んで下さい。
  • 新築工事に限定します。
  • 親綱支柱の間隔(1スパン)は5m以内として下さい。
  • 養生ネットは15mm目以上の物を使用して下さい。
  • 金属折板屋根ーハゼ締めタイプ(板厚0.6mm~1.2mm)
  • ハゼ部本締め完了後からご使用いただけます。仮締めの場合は使用できません。
  • 端部(軒先・ケラバ・開口部)から1.5m以上離して設置して下さい。
  • 親綱・緊張器は(社)仮設工業会の認定品をご使用下さい。
  • 有害な錆、キズ、へこみのあるもの、転落等で一度衝撃をうけたものは使用禁止です。
  • 1スパン1名で使用して下さい。
  • 使用前に各ロック装置・ストッパー・ピン・締付ボルト等が正常に作動している事を確認して下さい。