親綱支柱システム(直交・平行兼用タイプ)
直交・平行どちらにも対応可能です。
設置例
品名・型式 | 材質 | 対応フランジ厚 (mm) |
質量 (kg) |
親綱支柱 直交・平行兼用型 |
鋼製 | 50以下 | 8.9 |
※フルハーネス型墜落制止用器具100kg対応型
※安全ブロック用支柱として使用可能です。ただし親綱と安全ブロックの併用使用不可です。
親綱 | 6m (1.4kg) |
8m (1.7kg) |
10m (2.1kg) |
12m (2.4kg) |
15m (2.9kg) |
20m (3.8kg) |
緊張器 FS型 |
テープ色 | 白 | 緑 | 黄 | 灰 | 青 | 赤 | 1.2kg |
親綱
緊張器FS型
親綱支柱直交・平行兼用型
使用例
(社)仮設工業会の使用基準の改定に沿った使用方法でお願いいたします。
使用基準・使用方法
①適用
- 墜落災害防止のため、墜落制止器用具を取り付けるための設備として使用される水平親綱支柱システムを構成する親綱支柱・支柱用親綱・緊張器について適用する。
②親綱支柱の使用方法
- 支柱の奥まで鉄骨フランジに差し込み、締め付ボルトを十分に締めて下さい。(締付トルク:6kN・cm以上)
- 墜落制止用器具は安全性の確認されたものを用い、墜落制止用器具のランヤードの長さを1.7m以内にして使用して下さい。
- 支柱用親綱を固定する支柱のスパンは10m以下にして下さい。また1スパン1人での使用として下さい。
③親綱の使用方法
- 鉄骨ピースや支柱の親綱保持金具へフックを取り付けて使用して下さい。
- 支柱用親綱として使用する場合は親綱の長さが15m以下で使用して下さい。(控え綱含む)
④緊張器の使用方法
- 緊張器に親綱を通し、親綱を弛みが無くなるまで引っ張って下さい。
支柱のスパンと垂直距離との関係
支柱を設置した作業床と、衝突の恐れのある床面又は機械設備等との垂直距離(H)に応じて使用することのできる支柱のスパン(L)は次式により算出した値以下であること。ただし、Hは3.8m以上に確保すること。
項目 | 性能 | ||||
親綱支柱 | 落下阻止性能試験 | 支柱取付スパン(m) | 10 | ||
落体(kg) | 100 | ||||
ランヤード(m) | 1.7 | ||||
親綱(mm) | ワイヤーロープ Φ9 | ||||
落下阻止性能 | 親綱保持金具から親綱が離脱しないこと 親綱支柱の変形角度が45度以下であること |
||||
支柱用親綱 | 支柱用親綱フックの 引張強度試験 |
11.5kN負荷時 | 機能を失う程度に変形、損傷等がなく、 外れ止めの機能を維持する事 |
||
荷重の最大値(kN) | 14.0以上 | ||||
支柱用親綱の 落下阻止性能試験 |
垂下量(m) | 重すい下端の垂下量が支点用親綱の 取付点から5.5m以下であること |
|||
切断荷重(kN) | 23.0以上 | ||||
緊張器 | 緊張器の性能試験 | 11.5kN負荷時 | 緊張機能を維持すること | ||
金具等を有するものは機能を失う程度に変形、損傷等がなく、 外れ止めの機能を維持すること |
|||||
荷重の最大値(kN) | 14.0以上 |